供養や祈願の心を込めて般若心経などの教本を書き写すことを「写経(しゃきょう)」といいます。
写経は日本書紀(720年頃)に記載されている言葉で、元は経典を布教・管理・所蔵する為に書き写すことを指していました。平安時代頃から、修行や病気平癒・先祖供養などの祈願の為に行われるようになったといわれています。
近年は、心を落ち着かせ癒すために静かに写経する人が増えています。
日時 | 毎月第3土曜 午前9時~ |
会場 | 大洞院 本堂 会議室 |
参加費 | 200円 |
持ち物 | 筆ペンまたは 硯・小筆・墨汁 |
参加の際は、予約は不要です。気軽に参加ください。
質疑・問合せは寺務所で常時受け付けています。
写経の作法
1.読経
住職と一緒に、お手本に書いてある般若心経をお唱えして、心を落ち着けます。
2.写経
心を込めて丁寧に書き写します。書き終ると、最終行に誓願(願い事)などを記入します。故人の供養は、「為 〇〇〇(故人名)菩提供養」と記入します。
3.納経
写経を終えると納経筒に収めて本堂須弥壇に納めます。これを納経といいます。自宅で写経した方は納経について寺務所まで相談ください。