| 会場 | 大洞院ギャラリー |
| 会期 | 令和7年11月21日(金)~12月14日(日) 午前10時~午後4時 |
| 入場料 | 無料 |
大洞院拓本展は、書家の西村五葉さんから寄贈いただいた拓本などを展示しました。ご高覧いただき、能書の筆跡をお楽しみください。
展示の拓本は、西村五葉さんが自ら拓本を採る、中国に出向いて収集したものです。拓本は、能書の筆跡また書の古典として歴代書家の参考とされています。
展示の拓本のなかに、顔真卿の楷書として著名な「顔氏家廟碑」があります。拓本に関連した参考資料も展示しています。
柏市在住の書家・西村五葉さんは、書業50年余の経歴で、個展・書道展併せて60回を超えています。NHK文化センター講師、東洋・五葉書道会顧問、西村五葉書道教室主宰などで多くの後進の指導を続けています。
西村五葉さんの書道への情熱と道は深く、高校生時代から50年余り、著名な書道家の指導を仰ぐと共に、能書の拓本を採り筆跡を研究するなど幅広く研究されてきました。
なお、平成30年の大洞院住職の晋山式にあたって、僧侶の配役を記した両序牌を、木曽檜に墨書いただきました。本堂内陣に掲示してありますので、西村五葉揮毫の両序牌もご覧いただければ幸いです。