大洞院ペット霊園の目指すもの

 小さな家族ここに眠る
 
大洞院のペット霊園を開設するに当たり、私たちの願いを合同埋葬塔の正面に刻みたいと思いました。いくつもの言葉が浮かびましたがやっと一番実感できる言葉が「小さな家族ここに眠る」でした。
ペット(愛玩動物)は、ただ可愛いというだけではなく、共に暮らすものにとっては、家族そのもので、「我が家」にとって不可欠な存在であるこが、皆様のお声から確認できました。
そこで、
「供養と癒し、細かい配慮が行き届いた
        心温まる寺院内ペット霊園」
をテーマにペット霊園の実現を目指しました。

  

 

本堂
 
 家族の死   
 
ペットたちの寿命は、長くてせいぜい10数年です。その死を迎えたとき、家族同様の供養をしてあげたいと思うのは自然な感情でしょう。

  

安らぎの碑
 

御本尊・お地蔵様
 
 大洞院ペット霊園の願うもの   
 
私たちはいくつもの施設を見学に行きました。そして、お寺ならではのペット霊園を作りたいと心から願いました。
「納骨堂は、明るくて清潔、かつ荘厳な雰囲気を大切にする」
「いつでも、納得し供養できるように施設を開放する」
「ご希望にそって、葬儀、回向、年回供養をお勤めする」
「年2回の合同法要をお勤めする」
大洞院ペット霊園は遺された家族の一人一人が心ゆくまで「小さな家族」をご供養し悲しみが少しでも癒されることを目指しています。

  


納骨堂

お彼岸 合同法要とは

 ペット合同法要   
 
お彼岸のご先祖供養は、私たち日本人にとって、心の故郷に帰れるような、なつかしい風習です。お彼岸の期間中、お墓やお仏壇をいつも以上にきれいにお掃除して、家族全員で手を合わせると、なにかしら心が満たされるものです。
大洞院では、「彼岸の中日」(春分の日、秋分の日)に本堂でペット合同法要をお勤めします。
住職による法話の後、読経が厳粛に勤められ、お参りの方全員がお焼香に進みます。お塔婆のご供養もあり、個々のペット精霊の名前を読み上げ ご供養します。

  

いぬねこ地蔵
平成15年9月15日の敬老の日に、おおぜいの皆さまにお集まりいただいて、お披露目の除幕式を行いました。
本堂の横に置かれたこの『いぬねこ地蔵』の高さは、石の台を入れると 1メートルほど。両腕を胸にあてた猫と犬が仲良く並んでいます。
猫の後ろには“いっしょにくらして、いっしょに笑ったネ。ずっとずっとわすれないよ”という一文も彫られています。
檀家の皆さまから供養のシンボルが欲しいという声をいただいて、形になりました。
デザインは版画家の大野隆司さん。猫はとても穏やかでやさしい表情をしています。「この地蔵の前で、親子が、“かわいいね”というところから、猫たちの生と死、そして人間の命についての会話に広がったら理想ですね」と大野さんは、このお地蔵さんに願いを込めています。
 
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