晋 山 式実行委員会
晋山式予定日: 平成30年11月2日(金)・3日(土)  
晋山式実行委員会の報告
 生成28年秋彼岸以降、第2回(12月4日)と第3回(2月12日)の実行委員会を開催しました。 
 実行委員会では、委員長に酒井兼二(前世話人会会長)、副委員長に中山堅二(世話人会会長)、三坂俊明(責任役員・筆頭総代)を選任しました。
 また、晋山式計画の具体策を検討し、任務を担当するために、実行委員の中から8名の幹事を指名しました。
 檀家ならびに関係者の皆様に晋山式についての理解を深めてもらうため、実行委員会では「晋山式速報」を随時発行することとしました。
 晋山式に関する詳細は「晋山式速報」をご覧ください。

 第四回 晋山式実行委員会       平成30年 2月18日(日)
 第三回 晋山式実行委員会       平成29年 2月12日(日)
 第二回 晋山式実行委員会       平成28年12月 4日(日)
 第一回 晋山式実行委員会       平成28年 9月11日(日)  
大洞院便り
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   如月号(2月28日)
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   如月号(2月28日)
平成28年
   師走号 (12月1日)
   長月号 (9月1日)
   水無月号(6月30日)
晋山式とは (詳細は「禅の友(2016.11月号)「晋山式」桐野好覚老師著を参照ください)

 「晋山式」は、新しい住職がはじめてその住職地となるお寺へ正式に入る儀式です。「晋」は進むに同意で。「山」は寺院を意味します。禅宗寺院の名称にはおしなべて「○○山○○寺」のような山号が付くので平地に所在していても「晋山」と表現します。
 新たに住職の任命を受けた「新命住職」がつとめる代替わりお披露目の儀式ですから、頻繁に行われるものではありません。着任のお祝いに、ご縁のある和尚さん方、近隣寺院の僧侶などが多く訪れるのみならず、菩提寺に新しい住職迎える檀信徒の皆さんも格別の思いで挙って参集されます。とりわけ新命住職にとっては、自らの僧侶としての活動の場を開くお披露目に臨み、所信表明を高らかに行う重要な場所でもあるのです。
 まず、新命住職が支度を整える「安下処(あんげしょ)」と呼ばれる場所から儀式は始まります。遠方から新しい住職が到着するという昔ながらの形式を踏襲するもので、行脚僧が旅装を解いてお寺へ入る準備をし体調を整える「安下処」として、多くは寺院近隣の檀信徒のお宅がそれに定められます。
 新命住職は身近な補佐役として五人の侍者―焼香(しょうこう)(焼香の補佐)、請客(しょうきゃく)(賓客の応接)、書状(しょじょう)(往復書簡の対応と管理)、衣鉢(えはつ)(衣鉢等身の回りの管理)、湯薬(とうやく)(飲食や湯薬の管理)をそれぞれ担当する―が随行します。新命住職と五侍者や担当の和尚さまがたによって「安下処諷経(あんげしょふぎん)」がいとなまれ、茶や膳が振る舞われた後、支度を整えた一行は行列を組んでお寺へと向かいます。
    「禅の友(2016.11月号)「晋山式」桐野好覚老師著 参照