国訳大蔵経と木魚の寄進
 昨年8月、檀家の奥野郁子さんより、国訳大蔵経と木魚を寄進いただきました。

 大蔵経は、仏教経典の集大成で、国訳大蔵経(国民文庫刊行会 大正8年発行・全14巻)は、膨大な漢訳大蔵経の中から、日本の各宗派と関連の深い経典を中心に和訳・編纂したものです。
 木魚は昭和4年に作られたもので、中央の「玉鱗工」の文字は、木魚制作工房の名前です。
 木魚に掛けられた布には、丸に三栗の紋が金糸刺繍されています。

丸に三栗紋の金糸刺繍
木魚掛け